先日、会議中に、自分の不安症が出てしまい、
議題の目的を外れ、不安にフォーカスしてぐるぐるした意見を言ってしまいました。
当日、決めなければならないことがなかなか決まらず、
難航させてしまったのです。
会議が終わって、自分のやったことを振り返ると、
穴があったら入りたくなるくらい、恥ずかしい気もちになってきました。
自分はなんてバカなんだろう!って思いました。
「これだから、自分はだめだ」と証明したくなり、
自信を失ってしまいました。
この世界にいることすら、嫌になりかかってしまいそうでした。
失敗したとき、自分を強く攻めてしまう、
こんなこと、ありませんか。
私は、いつもそう考えては、自分をだめだ、だめだ、と否定してきました。
だめだ、と言うことで、解決していました。
でも一緒に会議に参加された方が「失敗で終わらせちゃだめだよ」と言ってくれました。
周りは温かいし、これからいかようにも変われる道を示してくれました。
ありがたいことでした。
自分でも、失敗したときは、自分のことを自分でフォローしてあげたいな、そう思いました。
穴に入りたい、・・・・・・・
だけど、どこかに逃げたい、穴に入りたいといっても逃げようもないし、
自分は存在するしかない。
それに存在し続けたいと、本能的に勝手に思ってるらしい。
逃げることなんてできやしない、、だったら、
少しきついけれど、
この失敗はちゃんと、深く掘り下げて考えようと思いました。
その失敗が起こった経緯、これをたどっていったら、
そうだった、会議で不安症になったのは、事前準備を怠り、人に任せて楽をしようとしてたから。。
思い出した瞬間、およそ、仕事でもなんでもすべてそんな感じで、人任せでやってきたから、
狭い部分のところで、不安を生じたり、自信がなかったり、
イライラすることばかりだったのだ、、と思い返すことができました。
その時の会議での失敗は、すごく恥ずかしかったけれど、
自分の私生活全般におきかえることができたのです。
恥の渦中から暗い光が見えてきて、明るい光に転じてやってきました。
なんだか、自分の心の癖、邪心を取り払ってくれた感じでした。
しばらくすると、恥ずかしい気もちより、悔しい気もちに切り替わってきました。
これまで、事前準備を人任せにして、やってもらってラッキーだなあ、やらなくってすんだって思っていた自分は、何も学ぶこともなく、得られることがなかったんだ。
やった人が、たくさんたくさん学び、自分はいるかいないかの状態になって、時間をやり過ごしてどうして、平気でいたんだろう!
今度は挽回しよう!って思えたのです。
自分がダメな存在だと思ってた気もちは、意気込みへとすり変えることができたのです。
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恥ずかしい気もちがやまないけれど、嫌な気もちもやまないけれど、
失敗したとき、というのは、もっとよくなりたい、もっとこうしたい、という自分の気もちそのものと出会えた時ではないか、そう考えて
みませんか。
せっかく自分が失敗して恥をかいてくれたのに、ありがとう!といわない手はないよね。
こんなみっともなく、そして価値ある体験ってない。
失敗したー!即、自分がいやだー!と言ってしまう。
もし、私と似て、そう思ってしまう方がいたら、
すごくきついけれど、
それはすごく素敵な体験!
「失敗は成功のもと」というけれど、
人が、失敗した!と思えた瞬間に、その失敗は、成功以上のもの。
いっぱいお宝を掘って掘って、自分を見つめて、変わることを恐れないで
前に進んでいこう!