私はずいぶん前から原因不明の不調がありました。座っていることができなかったり、集中ができなかったりするのです。脱力状態にもなります。この病気は治らないもの、ひどいもの、と信じていました。
でも少し前に気功を教えてくれている先生から「君のことは病気だと思ったことがないよ。症状だとしか思ってない。」と強く言われました。
以前あったことです。
気もちがぐちゃぐちゃになり、どうしようもなくなり、おかしい気もちになってきました。
そういう時は、自分の体を忘れて地に足がついてない状態なので、体を思い出すように再三言われてきました。
それを、頑張ってやろうとするのですが、なかなかできません。
不安が増大してきて、どうしようもなくなりました。体は風船状態のようになるのです。
その時ふと「病気だと思ってない。症状だとしか思っていない。」という言葉を思い出しました。
それだけで私は、足が地についていることを思い出し、少しだけ、心を落ち着かせる方向にもっていくことができました。
自分でやっている症状であるならば、やめられるはずだと、どこかで思えた瞬間でした。この感覚は初めてでした。
「病気である」そう信じていました。
息切れがしたり、倒れこんだり、不可解なことばかり。どうせ、だめだ、というあきらめがありました。
病気は自分ではどうにもできないもの、つまりは、誰かが治すもの、、という考えが無意識のうちにあったのです。病院に行けば「統合失調症」「起立性調節障害」などなど書面に書かれ、職場にも提出してきたのです。社会システムの中で、まちがってそう思っていたのです。
自分の体は、自分で立ち直らせられる。
不安を増大させたり、気もちが真っ暗になったりするのは、自分が選択しているだけ。
自分が不安に包まれているな、つらいなあ、そう思った瞬間、それにのっとられることなく、
まだ、選択肢があって、選べる。
自分の体を思い出すことによってより、
自分の心の状態にいち早く気づき、不安増大をさせようとする習慣に「待て」が言える力。
それが自分にもあると思えたとき、今の自分の行動も言動も、自信を失う自分も、うまく意見を言えない自分も、変えられる!そう信じられて、未来が開けてきました。
気づきはまた、体をよりよくすると同時に、生活のすべてにかかわり、その生きる道の選択を変えていきます。 あなたも私たちと一緒に、その冒険に一歩踏み出してみませんか。
ぜひ、この冒険(イベント)にご参加ください。