何をするにも自信がない人、自分を好きになれない、と言っている人。
自信に満ち溢れ、前向きに取り組み、どんどん人生を切り開いていく人。
前者と後者は、考え方の土台が異なっているように思うのです。
家庭や学校等の教育を受けていった中で、
培ってきた考え方です。
何かを学んだり、仕事をしていく中での考え方で、
2つの考え方があります。
結果主義と過程主義です。
Contents
1、結果主義
すぐに結果が出て、それによって自分は素晴らしいと思うこと
- 結果が出たときに自分の価値を感じる
- 結果が早く出ないと気が済まない。
- 結果が出ない時やちょっとのつまずきであきらめる。
- 正解を求める。それ以外は知ろうとしない。
- 努力をなるべくしたくない。
- 人には、生まれつきの才能がある、ないと思っている。
2、過程主義
過程を楽しみ、自分の能力を高めることに価値を見出す。
- 正解だけでなく、本質を知ろうとする。
- 過程を楽しめる。
- できる人、できない人がいる、とは思っていない。
誰でも人は変わることができる、という考えをもっている。 - できないこと、と言ってあきらめず、できることをさがして粘り強くやりぬく。
- 一歩一歩確実に歩むことを楽しみ、その中でチャンスをつかみながら進んでいく。
3、過程主義を取り入れると
何事もあきらめず、挑戦する力がある。
一歩一歩確実に歩むので、すぐには結果が出ないが、
本質を知ろう、知ろうとして、歩んでいくので、
力が身につき、成長する。
結果主義では、できたできなかったの判定で善悪を決定するため、
できなかった自分を批判するなど、
精神状態も安定しない。
いろいろと出てくると思います。
ほかの影響も探してみてくださいね!
4、日常生活で活用しましょう
過程主義、結果主義が自分の生活の中でどうおこっていますか。
私は200%結果主義でした。
だから、人と比較しては、できない自分を責めたり、
できなかったり失敗したりしたことがあると、罪悪感がひどく、
日々、呼吸もひどく浅く、体調も悪かったです。
ここのところ、ようやく変わりつつあります。
成果よりも、その歩む道のりでの冒険を楽しみましょう。
その豊かさに重点をおいてみましょう。
その時、振り返りが大事だなあと思うようになりました。
5、振り返りの仕方
振り返ってどう成長したか、何ができるようになったか
確実にここまでできるようになった、よかった、では次だ、というふうに
確認して、次の段階の目標を見つけて頑張っていきます。
①日々、頑張った自分をほめましょう
結果主義で生きてきた人は、
これでもだめこれでもだめとなりがちです。
やってもやってもまだまだだめだめ、という
意識が過剰に働いています。
ダメだし癖がついています。
本当にだめなところばかりでしょうか。
成果が見えなくなっていませんか。
今日は、ここの部分に慣れた。
これがうまくいった。
これはやった。
自分よりはるか上の人と比較するのではないのです。
以前の自分と今の自分、どう違うか、ほんのわずかでもその差を見るのです。
②次に必要な目標設定をしてやっていきましょう
褒めるのと同時に、できなかった部分を認め、次の課題を見つけ、
目標設定しましょう。
目標はさほど難しくなく、あとちょっと頑張ればできる、という目標にするのです。
あとちょっと頑張ればできる目標というのはやる気がupします。
できなかった部分があることを卑下することはありません。
できないことがあっても、
みっともない、恥ずかしい、ということはありません。
たくさん前進できる要素があるぞ、と思って喜びましょう。
こう考えることで焦りがなくなり、
一歩ずつ歩んでいく楽しさに変わるでしょう。
③月一回の振り返り
さらに、月に一度、できたこと、できなかったことを確認し、
一か月単位で目標をたてていくと、
自分の成長度合いが大きな枠組みで見られます。
その際、感謝していること、うれしかったことなども
加えて書き出すとさらに気もちがupします。
過程主義でものごとに取り組むことで、自分を責めることが減り、
呼吸も深く、自分と一緒にいられることが豊かになれるでしょう。
幸せがいっぱいで、自信もついていくことでしょう。