①成長が遅れていつまでも自信のない人
こういう方は少なくないようですね。
自分も、そうです。
心や体をととのえることができない自分。
「成長が遅れてしまったんだ・・」と30半ばを過ぎて言ったとき、
ある人は「いいじゃないですか」と返してくれました。
唯一の救いでした。
発達障害だったのだろうか、、と悩んだことがあります。
②自分の現在地(今できていること、できていないこと)を知るのが怖い。
人は、自分が悪かった、と自分を省みると同時に、成長するもの。
それをするのが怖いと思う人がいます。
自分は悪くない、人のせいだ、としたいのです。
はたからみたら、なんてひどい人だ、ダメな人だ、と思うでしょう。
でも、そういった人は、自分の欠点を見ることが怖いのです。
いつも怒鳴られていた環境にあっては、こんなできない自分はだめ!と思ってしまい、自信を喪失し、萎縮してしまいます。
できないことも悪、だらしないのも悪、ちょっとした自分のミスも悪。
私も大変厳しい環境のもとで生活していて、それらは許されないこと、殺されるようなものにあたりました。
なので、そういう環境下で育った人が、自分が悪かったこと、できなかったことを認めることは不可能なのです。
・・・自分の現在地を見つめ、不足している部分を補うべく、
目標を決めること。
その目標に向かって、頑張ること。
自分の改善すべき点を見つけ、よりよくすること。
その意義が見失われることになり、成長している自分など見ることもできません。
③どういうアイディアが必要なのでしょうか。
では、そういった人が、どうやったら自分をより向上させて、生きていけばいいのでしょうか。
それは、「できない自分も、できる自分も最大の価値がある。」
「ミスを犯した自分も、成功した自分も最大の価値がある。」
この、信念をもつことです。
そうすることで、自分のことを否定することなく、いつでも素晴らしい存在だと思えるようになります。
④人のせいにする人が目の前にいたなら
自分のことをより深く見つめられる人が、
確実に自分の道を、成長への道を一歩一歩を進んでいけるのだと思います。
そして、他人に対しての許容もできるのだと思います。
もし、目の前に、自分は悪くない!!と言って頑張っている人がいたなら、
「大丈夫、できなかったからといって、責めていないよ。できないことがわかってすごくよかったね。
あなたのことは大好きだよ。」
というメッセージを伝えてあげてくださいね。
繰り返し繰り返し何度でも、教えてあげてください。