4週間も持っているジェルネイル、
長持ちするなら、付け替えはまだ大丈夫だわ、
と安心されている方もいるかもしれません。
でも、大切なのは、長く持つと同時に、
お爪の健康の維持ということです。
お爪を大切に保護し、ケア、育てる、という観点です。
「傷めず育てるジェルネイル」の施術での観点から
どのくらいの時期に付け替えればよいか、
考えていることを提案させていただきます。
Contents
ジェルネイルの付け替え時期
付け替え時期をこんなふうに考えていませんか。
- 長く持っているから、様子を見てとれてきてからサロンに行こう
- 長い期間行かず、持たせたほうが、安上りだと思う。
- 剥がして爪が薄くなってしまったけれど、
ネイルをすると痛むのは仕方ない。
サロンにはいかず、少しお休みしたらいいのかな。 - オフをするのにお金がかかるのは嫌だ。
- 自然にはずれてからサロンに行きたい。
調布サロンには、3~4週間をめどに来ていただいています。
お客様の爪の状況によって、4週間にしていただくこともあります。
このタイミングは、なるべく来ていただく頻度を高くして
営業をしたいというのではないんです。
お客様のお爪の健康を考えているところからきているのです。
1長い期間を開けた時の弊害
爪が痛む要因とタイミングは大きく関係します。
①カビの発生
長い期間、ジェルネイルがしっかりついているように見えても
目には見えないレベルで爪の際などから
隙間が浮いていきます。
それを放置しているとカビの発生
(グリーンネイルと呼ばれます)の原因となります。
②爪の第一層目と一緒に剥がれる。
ネイルサロンが、オフの代金をとって、
オフをするのには理由があります。
ネイルがとれるときに爪の第一層目も
はがしてしまいかねないからです。
したがってジェルネイルがついているときに、
第一層をはがさないようにオフするネイリストの
専門技術が必要なのです。
③見た目の問題
3週間以上もたつと、根元のほうに隙間が空いてきます。
美しく見せるためのジェルネイルなのに、
放置しておくと、見た感じもいまいちになってきます。
2、ネイルサロンに行くと痛むから休みながら通いたいとお考えになられていませんか。
ネイルサロンでの施術で痛む要因には
次のことが考えられます。
①アセトンが爪についている時間が長い。
オフの時に使用するアセトンは、爪を乾燥させます。
このアセトンをコットンに浸し、
それを爪につけてアルミホイルでまきます。
その時間が長かったり、なかなかオフできなかったりすると、
何度もアセトンを爪につけることとなり、
爪が乾燥するのです。
②爪表面を削っている
ジェルネイルを爪に密着させるのに、
爪の表面に凹凸をつけることがあります。
サンディングと言って、爪の表面を削ります。
荒い目のファイルで削るサロンもあります。
この時に爪を痛ませてしまいますし、
サロンに行くたびにファイルで荒い目のファイルで
削っては爪を薄くする、
という繰り返しになっていくのです。
頻繁に通い、爪は薄くなり、アセトンを使用する頻度も高くなり、
乾燥するという悪循環が生まれます。
3、調布サロンでの施術内容と期間
当サロンでは、3~4週間でお越しいただくよう
おすすめしています。
それは、爪を傷めずに育てる観点から
おすすめしています。
①アセトンを使用せずオフする
アセトンを使用すると、
きれいにオフできる代わりに
爪が薄くなったり、
乾燥状態になり、
爪に負担がかかります。
調布サロンではお爪のことを考え
アセトンを使用せず、
エタノールを使用して施術をしていますので、
爪が痛みません。
②爪は削らず、曇らせるだけ
爪とジェルの密着をよくするためのサンディングは
最小限にとどめています。
ファイルの目も細かい180~220グリッドと呼ばれるものです。
ジェルネイルのもちをよくするのは、爪の第一層です。
目の細かいのを使用するのは、爪の第一層を残すこと、
そして、ジェルネイルの持ちをよくするためです。
③エステケアを導入
爪表面の薄皮や角質をしっかりとって、
保湿力を高めます。
ジェルネイルは乾燥を嫌います。
爪も元気になって、かつ、持ちもよくなります。
したがって本格ケアをして育てながら持ちも3週間以上。
さらに傷めない。ということになります。
まとめ
おそらく多くのネイルサロンが、
「付け替えまでの期間は、3~4週間がよいですよ」
と説明されると思います。
しかし、施術の考えや方法はサロンによってまちまちです。
そのサロンの考えや趣旨に
納得していただける店を選んでいただき、
ご自身の爪を大事にして、安心して
通われることをおすすめします。