こんにちは
調布kotoriサロンです。
kotoriサロンのお客様の中には、
美意識を高くもつ方、
自由な発想を楽しみたい方、
様々いらっしゃいます。
そういった方々と出会い、お話しながら
制作していくことは至福の喜びです。
私はサンプルはよく作りますが、
当日は結局サンプル通りでなくなることがよくあります。
私の技術や作品は心の内側からやってくるものであり、
的確なデッサンや正確なコピー力ではないからです。
そういうとかっこいいですが、
その日の面持ちや場面によって、
描くものが異なるのは当たり前です。
その日のお客様と自分のかかわりを大切にし、
そこから生まれるアートを大事にしています。
お客様とつくる場がデザインを決めていく
お客様と自分の知恵、発想をもちより、
お客様と自分のつくる場が大きく作用して
デザインをつくることになります。
このお客様は
キラキラされるのが好きだったんで、
銀色のネイルのカラーをお見せしました。
大変喜ばれ、
「この夏はぎらつきたい!」と言われました。
当日のネイルデザインは、
そこからのスタートでした。
親指は、私のインスタにあげていたのがご希望だったんで
それを参考に、
ほかの指は、お客様がその親指のできあがったあとを見て、
その場で発想し、紙に描いていただいたりしながら、
その下描きを活用して、お客様の好みの色が
生かされるように配色していきました。
銀色のラインをステンドグラスにある
黒いラインのように見立てて
デザインすることになりました。
この日はまさに「ぎらつきと思いつきだった!」と
笑いあいました。
2人で話していると、2人だけの共通語で成り立つことが多く
はたからみたら「なんだ、この2人は」という感じです。
普段の会話の中から
ネイルアートが10本完成されるまでには
ドラマがあります。
デザインのことであれでもない、
やっぱりこうしよう!というやり取りに加え
普段の仕事や生活についてのお話もお伺いするケースが多いです。
お客様が日常の苦難について話されていると、
励ましたくなったり、
逆に自分が元気をいただいたり、
という過程によって、
私の中にプラスの気もちが働き、
もっと面白いことをしよう、という
こんなのもいいんじゃないかな、、という
気もちも自然とわいてきます。
アーティストなんて敷居が高いという人へ
こういった内容の投稿をすると、
絵心のあるアーティストしか来れないかも、
と思われるかもしれませんが、
私は、どなたにも
アーティスト魂があると信じています。
なので、
ネイル初心者で
「初めてのネイルだから大人しい色であとはおまかせ」
からスタートする人を
「これがいい!この色よりこっちがいい!」と言える人に
変えていくのも私の役目のように感じています。
色にこだわったり、
興味あることや気もちや思いを表現することは
もともと人間のもつ喜び、楽しみであり、
表現することで
幸せでかつ元気になれることを知っているからです。
爪に色をつけて終わるのではなく、
ワクワクするドラマのあるネイル、
お客様からこの時間は、
「天国タイム」と言われ、
待ち遠しく思っていただいてます。
今回のお客様
MAMIKOさん
海外で購入された個性的なお洋服を販売され、
モデルさんも一般人から募集されておられます。
私もモデルさせていただきましたよー!
お店はこちらです⇒ https://www.etsy.com/shop/shysagittarius