私が教師だった時は、
生徒と対等な立場にいようと頑張るのですが
なかなか難しかったです。
私が教えてあげている。
彼らはわからない人。
私がわかっている人。
忙しくて、子どもが人間に見えなくて、
命令したくなって、
でもそれは私が一番嫌っているやり方!
そんな葛藤もあり。。
とても苦しかったし、それだけ未熟だった。
サロンに来てくださる方は、皆さん、
これをやりたい!とご自身で準備し、
要望、夢、希望を伝えてくれます。
私は、それを叶えるべく、頭と腕をフル稼働させます。
その過程で、「よりよく生きたい」
「これまでの枠の中で生きるのをやめ、自由に生きたい」
「もっとやせたい」といった願い、
そして深い闇など、
心を開いてお話しくださるとき、
私も自分の生き方を振り返り、
深く考えさせられ、
気づきの多い時間になっています。
振り返ると教師のときに、
思った通りできなくって悩んだり、
自分は不向きなのだと、
とことん嘆いたりしたことが
サロンでは活かされるようになり、
教師生活も無駄ではなかったなあと思っています。
写真は、個性を大切にされるお客様のネイルです。
10本でグラデーションを表現しています。
その人のセンスや趣味を尊重できる仕事にあって、
私は素敵な立場にいられるんだなあと
つくづく思っています。