なぜ、繊細な人や緊張症の方のためのサロンなのですか
先日、ネイルサロンに興味を持たれて
お越しになられた方がいらっしゃいます。
どうして繊細な人のためのネイルサロンなのですか。
と問われました。
私は、もともと、気持ちが弱く、
学校に行っても緊張しており、
特殊な人間なのだと思っていました。
原因不明の病気は
生涯治らないものと思い、
嫌いな勉強や向いていないことも
逃げてはいけないと思って
無理くりやっていたので
自殺をするほうが絶対によい、と
信念のように思っていたのです。
あらゆる病名が自分へのレッテルへ
・統合失調症
・起立性調節障害
・躁うつ病
・うつ病
・パニック症候群
・対人恐怖症
精神科にいくと
あらゆる病名をつけられ、
私は入眠剤をもらっていました。
私は病名を重く受け止め、
重度の精神病なのだと思い、
劣等感を強くもちました。
大人になってからは、
緊張により体を固めすぎ、
身体自体が動かなくなりました。
数分座っているだけでも
苦しくなっていたのです。
横になる日々が長く続き、
歩いたとしてもよれよれでした。
私は普通の速度で
歩いている人を見ると
どうして歩いているのかが、
不思議になるくらいでした。
私は、それから
あらゆるワーク、思考法の改善もろもろ
やって、ようやく、今は
人前にも出ることにトライできるようになりました。
今思うと、私は、誤った生き方しか
選択できていなかったのです。
元気になったら
自分と同じように苦しんでいる人の
役にたつことをしたいなあと
思っていました。
私が学んだ
アレクサンダーテクニークは
体の本来の使い方や
体を信頼するための力をつけてくれるもので、
体との向き合い方が下手だった私には
大きく役立ちました。
また、一緒に学ぶグループレッスンは
非常に楽しく、暖かい環境であり、
体に対する希望をもたらすものでした。
まずは知り合いの教師を招いて
このワークショップの企画を考えました。
加えて、緊張症で苦しんだ私自身も
得意としているネイルやネイルアートで、
人とじっくり向き合っていきたいと
思うようになりました。
ビジネスはまだ超初心者ともいえますが、
ネイルアートはもちろん、
深い悩みのお話も聞けるサロンの趣旨で運営しています。
先日は、
お弁当屋で働いていた方が体調を崩されて
お越しになり、
その悩みの相談を受けているうちに
自分のネイルサロンの在り方を見て、
本人もネイリストになると言って、
ネイルの勉強を始められました。
職業、生き方、考え方
その選択肢は広いのに、
何か苦しみながら生きている方は
自分だけでないなあと実感しています。
一緒にお話ししながら、
よりよい方向を見つけられたら
いいなあと考えています。
ネイルイベント
だからといってちょっと今までやったこともない
ネイルをするのは、怖い、
という人向けのネイルイベントを設けました。
自分でネイルをやってみたり、
私が2本を施術させていただいたりします(ケア込み)。
興味あるなという方は、
非常に安価な設定で行ってますので、
ぜひ、いらしてくださいね。
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