病院に行って、何年も薬を飲んでいる。
いいものだとは思えないけれど、続けるしか他に方法はない、と思われていませんか。
自分も、中学生の時から不調に困っていたのですが、
内科では何も異常がないと言われ、
精神科を受診することになり、
薬をもらっていました。
様々な薬をもらっていましたが、
全身にじんましんが出たり、異常な眠気を催し、余計な苦痛を伴いました。
なので、夜寝る前の睡眠導入剤だけ、使っていました。
そのためだけに、半日以上の時間を費やし、都内の大学病院に行き、薬をもらいに行っていました。
アレクサンダー・テクニークや気功をやっていて、よかったと思ったことは、
自分自身の思考癖に根本の解決策があることを示してもらったことです。
ここ数ヶ月は、自分は、集中ができない悩みをもっていました。
何かに取り組んでいても、すぐ、別のことを思い立ち、最初にやっていたことがはかどりません。
昔からの完璧主義が働き、何かをやろうとすると、うまくいくかどうかの不安が先立つのです。
失敗したら怒られるという、恐ろしい罰が待っている、という思考が働いていました。
これは家庭で小さい頃から怒られてきた経緯もあります。
なので、さあ、人に電話しようという、行動を起こそうと思っていても、
「ああ、今はあの人は、忙しいだろうから」と逃げて後回しにするのです。
これが、最近まであった、自分の思考癖と行動の関連です。
これを集中できないからといって、「注意欠陥多動症」などと名づけ、「さあ、〇〇のお薬を飲みましょう」というのが病院です。
(もっと深い処方なのかもしれませんが、私のこれまでの経験からの感想です。)
でも、思考癖に気づいてやめる、というアイディアがあれば、
「今まで、うまくいかないと怒られることが最優先に考えていたことだったんだ。
うまくいかなくても、それはまた学びになるし、失敗は失敗で財産になる。
ちょっと怖いけれど1つやってみよう。」
という生き方へのチャレンジや展望に変わるのです。
人によっては、こういう思考癖があからさまになった時、とてもがっくりされることもあるそうです。
自分も実は「自分に唖然とする」ことが多々ありました。
人を馬鹿にしている自分。
自分だけよければいい、と思っている自分。
自分の言いなりになってほしいと思っている自分。
うまくいってうぬぼれている自分。
でも、自ら気づくこと、それをやめようとすること、そこでの混乱やもがきを経て、
変わっていくこと、それこそ、人の魅力であり、
何にも代えがたい最大の価値があるのではないでしょうか。
症状が完全におさまるかどうかはわかりません。
薬で治る症例やよさもあるでしょう。
でも、「変わっていくこと」「成長」というあなただけの宝物の階段を一歩ずつ踏んで歩いていく。
それを仲間と共有できるのが、自分のやっているイベントです。
なので、レッスンはとても有意義ですし、日々が豊かになれるのです。
ぜひ、不調や痛みで困っている方はご参加ください!