・我慢や遠慮によって、誘いを断れない
・やめたいのにやめると言わさせてもらえない。
・押し売りを断れない。
・意見を押し付けられて嫌だった。
・無理やり誘われて仕方なくやったけれど、
嫌な思いをした。
これらのように、我慢をしてしまうと
自分の嫌だという感情を伝えきれず、
自分の境界線を崩壊し、
みじめな気もちになることでしょう。
相手に強い嫌悪感を抱いたり、
良好な関係を築けなくなります。
逆に、自分は
境界線を崩壊するつもりもなく、
相手がいいよ、という理由で、
言われるまま行動した結果、
ずうずうしいと思われ
嫌われてしまったことも経験したことがあります。
境界線とはどのようなものなのでしょうか。
なかなかわかっているようで、
わからないものではないでしょうか。
いろんな相手と境界線を調整し、
良好な関係を築けるようにするために
具体例を踏まえながら
説明していきます。
Contents
境界線とは何か
あなたの世界はどんな世界ですか。
あなたの世界は、
スペシャル枠で囲まれています。
たとえば、
私で言えば、
創造力
感謝する力
純粋
勇気がある行動ができる。
前向きな力がある。
誠実
すぐ信じやすい。
といったキーワードがあげられます。
いいことばかり書いちゃってますが、
面倒くさがり
話がうまくできない
怠け者 などという、
欠点も
もちろんいっぱいあります。
そういった自分の世界を包んでいる
スペシャル枠が境界線ということになります。
図で言うと星の枠です。
境界線はどんな強さ?
特定の人に対して強い壁をもつこともあれば、
何でも話せる相手もいると思います。
しかし、理想的なのは、
状況や相手によって柔軟に状態を変え、
自分を守ったり、
関係を調整することができる状態です。
境界線の侵害の例
- 正しいを押し付けてくる
- どなる
- じろじろ見られる
- プライベートをとりあげられる
- 写真や手帳をとられる
などなど。
自ら境界線をなくそうとしていませんか
・人に対して、嫌われたくないと思う時
・自己肯定感が低い時
・怒鳴られて威圧的な態度をとられている時
などは、自分の境界線を自ら失わせ、
相手に合わせすぎたり、
妥協したりしやすくなりがちです。
それが続くと嫌な感情が積もり積もって
ストレスをためることになるので、
気を付けたいところです。
人から誘いやお願いをされて断りたい時のコツ
とはいえ、相手との関係をよくしようとして、
断れなかったり、
いいよいいよ、と言ってしまうことはありませんか。
ここではそういった時、
相手との関係を保ったまま、
断る方法を提案させていただきます。
ルールを決めておく
そもそもこれはやっていい、悪いといったことはありません。
なので、ルールをこちらでつくっておいて伝えます。
例:ここでタバコ吸っていいですか
「うちは禁煙にしたの」
「外なら大丈夫」 といったように。
時間をとる
すぐに返事や反論をしない。
すぐに人の判断に左右されやすい人や
まだしっかり考えがまとまらない時は、
間を置くことが必要です。
「ちょっと考えさせてください」と言って間をおきます。
さわやかにNOをいう
その話は遠慮します。
それ以外の話ならお聞きますよ。
といったように、相手を否定せずに、
NOを言います。
NOをいうと、
嫌われるのではないかという気もちが
あるかもしれません。
でも正直にNOを言ったほうが、
相手もすっきりします。
あいまいになんとなくいいよと合わせている態度は
誠実な付き合い方ともいえないのではないでしょうか。
そして、NOを言わないでいると、
言ってもいいのだ、興味があるのだと思われて
グイグイお誘いをされることになります。
繰り返す
強くも弱くもなく、
ただ言われたら
ずっと「やりません」「遠慮します」を繰り返します。
返事はする必要がありません。
「どうして?」と言われて
「お金がないから」と答えると
「大丈夫、分割で払えるから」
などと言われてしまいます。
理由は言わず、「やれません」と
繰り返し言うことです。
「もし○○なら~~します。」
「この話を続けるつもりなら、帰ります」
「まだ怒鳴るつもりなら、電話を切ります」と
伝えることもよいと思います。
でもこれをやる場合は必ず実行をしましょう。
でないと、効力がありません。
まとめ
境界線の知識があると、
遠慮しすぎたり、
押し付けて悪かったな、、
といったことが
なくなってきます。
相手がグイグイ来るな、と思っていたり、
相手が自分の気もちに気づいてないと思われるときは、
この文章をご参考にしていただければと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。