【渋谷ウイメンズプラザの活動】
※前日20時までにはお申込みください。
日程と講師
1月20日(土) 海津 賢
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(1)疲れやすい方、やりたいことがあってもできない方のためのワークショップ
少し外出しただけで疲れる方、興味がわいてやりたいことがあっても、体調が悪くてできない、という方が対象です。
体が喜ぶことを試してみましょう!
時間:10時~11時40分
料金:3000円
・早割特典 2500円 1週間前までにお振り込みされた方
(キャンセルされた場合、返金はできませんが、後日の参加が可能です)
・感想(公開可能に限る・匿名可)特典 2000円 割引併用不可
⑵ 上記ワークショップの体験レッスン
体をゆるくして遊んだり、横になったりします。教師のサポートを通して、体や心を自由にする体験をしていただきます。参加してみて、興味がわいたら、次の時間の⑴のコースの参加が可能です(別途参加費が必要となります)。
時間:9時20分から30分間
料金:500円
✴主催者より✴
疲れやすい、やりたいことがあってもやることができない。すぐにだるくなる。休みが必要だと思っているけれど、いくら横になっていていっこうによくならない。病院に行って薬を飲んだり、点滴をしたりしても、回復の兆しがない。
病院に行くと何でもない、と言われる。何をどうしたら、よくなるのか見通しが全くない。やる気は人一倍あるが、どうしても体が思うように動かない。周りからは、運動しなさい、怠けている、などと言われるが、運動できる状況ではない。これを何年も、何十年もやっている。
一生これが続くのだろうか。
途方に暮れていた時、私は通っていたオステオパシー治療院の先生に勧められ、アレクサンダーテクニークを学びに行きました。体調が悪いので、横になりながらのレッスンでしたが、行ったその日に、体がこれまでと全く違うのを実感しました。
休んでも休んでも、体調が回復しないのはなぜ?
病院に繰り返し行くとと、このつきない悩みに振り回されます。
・つらい症状、外出もままならない
・将来への不安と恐怖
・自分だけがこんな目にあっているのではないか、という孤独感
このように困っている方、自分と同じような状況の方がいたら、アレクサンダーテクニークの恩恵を受けていた自分は、ぜひ、それを紹介させていただきたい、そう思っていました。
そして、10月ウイメンズプラザにおいて、お二人の講師(上原知子・海津賢)を招いてワークショップを企画したところ、たくさんのお申し込みがありました。驚きました。困っている人はたくさんいるのだという、事実を目の当たりにしたのです。
そして、1月からも継続的にワークショップの場を設けよう、ということを考えたのです。
体調の不良の要因は様々だと思います。
自分の場合は「ちゃんとやりなさい」「もっとがんばれ」「そんなんじゃ生きていけないよ」といった周囲の言葉を真に受け、自信を失っていました。
自らの存在をダメなもの、と否定したり、過小評価したりしていました。
それらはまた体を委縮させ、もっているはずの元気なエネルギーを押し込め、不調をひきおこしていました。
アレクサンダー・テクニークを学びはじめ、「自分」という存在をもう一度確かめることになりました。
自分が今、ここにいること、自分が今思っていること、自分の体があること、足があること、腕があること、それらを静かに確かめ、自分の尊厳をとりもどしていきました。
アレクサンダー・テクニークの教師と一緒にこれを体験するとき、
つらかった記憶や体験がよみがえることがしばしばありました。
しかし新しい自分の人生の一歩が始まる感覚を覚えました。
体がより喜んでいるのがわかりました。
レッスンの帰りがけに、これまで気にもとめなかった植物が美しく目に入ってきました。
風の音に耳を傾けることが楽しくなりました。
自分がここにいる、体がある、それだけですばらしいことを知りました。
これは、薬の治療をしていたのでは、絶対に得ることのできない「生きる喜び」でした。
ずっと、ずっと、自分はいつも体が重たく、苦しく、人とは違う、これは一生そうなのだと、思い込んで生きていました。どうして、自分だけ、こんな面倒な体なのか、そう思うことばかりでした。生活のきつさはまた、自分の卑屈な性格をも生み出し、様々な場面で迷惑もかけてきました。
でも一生、続くことはありませんでした。
私は、体調万全、というわけではありませんが、立ったり歩いたりさえできず、横になったままレッスンを受けていた状況だったのが、今は、いろんなところに出かけていき、体を動かすこともできるようになっています。
教師や仲間といっしょにかけがえのない、希望に満ちたレッスンを体験してみませんか(文責kotori)
✴ワークショップ概要 :講師 上原知子 海津賢 ✴
アレクサンダーテクニーク(自分で自分の過度な緊張をやめていく)の入り口をご紹介します。
教師は言葉を使ったり、生徒さんの体に触れたりして、レッスンをすすめていきます。アレクサンダーテクニークは「治療」や「セラピー」ではありません。ご自身で、ご自身の体や心とゆっくり向き合い、見つめていきます。その中で、緊張しすぎている習慣をやめるという実践的な体験、学びをしていきます。この学びを参加者どうしで共有しあいましょう。
*アレクサンダーテクニークの教師は、医師ではありませんので、ご自身で体調の責任を持つこと、個人のセラピーの場ではないことに同意し、参加していただくことをご了承ください。集団にいるのが大変な方は個人レッスンをお問い合わせ下さい。
*レッスンそのものは、緊張をやめるのが目的ですので、ゆったりとしたものです。
*アレクサンダーテクニークについての説明はこちらをご覧ください。
http://tomokowork.com/at
http://www.thesounder.net/saito/arekusandatekuniku.html
✴プロフィール✴
〇上原知子 (Tomoko Uehara)
アレクサンダー・テクニーク・インターナショナル(ATI)認定教師 / 昭和音大 ミュージカルコース非常任教師
俳優の基礎トレーニングとしてアレクサンダーテクニークを学びはじめる。
2003年アレクサンダー・テクニーク・アソシエイツ東京を卒業し、教師の国際認定(ATI)を得る。アレクサンダーテクニークの専門スタジオBODY CHANCEでスタジオマネージャーとして勤め、現在はフリーランスの教師として個人レッスンやカルチャーセンターなどで指導を行っている。
http://tomokowork.com/
〇海津賢 (Ken Kaizu)
作編曲家・鍵盤奏者 / 英国アレクサンダーテクニーク指導者協会(STAT)認定教師 / 音楽ワークショップ・ファシリテーター
CM、映画、アニメーション、舞台音楽、企業用プロモーションビデオ、展示会用音楽などの作曲、編曲、即興演奏を手がける。突発性難聴をきっかけに2010年よりアレクサンダーテクニークの手ほどきを受け、1年間Bodychanceの教師養成コースに在籍。のちにアジアで唯一のSTAT公認アレクサンダーテクニークスタジオ東京 教師養成講座を卒業。
近年ではドキュメンタリー映画 “The Birth of Saké” の音楽を作曲し、米国トライベッカ・フィルム・フェスティバルの “審査員特別新人監督賞” をはじめ海外で10の賞を受賞。また、米国Facebook社のコマーシャルなどを作曲。
双極性障害と、慢性疲労症候群と、軽度の自閉症スペクトラム(連続体)障害だったが、今は大変さがほとんどなくなったことから、アレクサンダーテクニークは役に立つのではないか?と考えている。
http://www.thesounder.net/
〇kotori✴ringo
小学校図工教諭や 特別支援学級担任の職業経験あり。
中学生の頃から不登校に悩み、20年以上も体の不調を我慢し続けたことで、5年前には、立っていること、座っていることすら困難になり、崩れた豆腐のような状態となり、絶望的な境地に陥りました。
病院ほか様々な代替療法を受け、渡り歩きましたが、すぐにぐったりと床に転がってしまいました。
しかし、アレクサンダーテクニークを学び始め、自身の習慣と向き合うことを地道に確実に積み重ねていくうちに、かつて失ったはずの自身の体の機能が徐々に徐々に、回復方向へ導かれていきました。奇跡的事実でした。
レッスンの過程で、教師や仲間が一緒にいる中で、自身を成長させていけるステップ一つひとつは「生きる希望」そのものでした。
今でもかけがえのない宝物として私の中で生きています。
この喜びや感動を多くの人に伝えるべく、活動をしています。
http://miyufine.com/
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