あなたは、こんなことはありませんか
・自信がない
・自信をつける方法を知りたい。
・話が下手だ
・人が怖い
大丈夫「あなたなら!できるよ!」と言われても、
困ったことはありませんか。
どこにその根拠があるの?と言いたくなるかもしれません。
自信がない、ということの根底の一つには自己否定の思い込みが考えられます。
自己否定の背景や要因、その行動については、こちらの記事をご覧ください。
今回はこの自己否定をやめる方法についてまとめてみました。
Contents
1、自信がない根底にある「自己否定」の気もちを取り除く
大体の方は「自信をもつんだ、がんばれ!」と
自分に言い聞かせては、
自信がないままやり過ごします。
大切なのはただ「自信をもて」と
自分に言い聞かせるではなく、
今ある、自分への否定的なメッセージを送る
思い込みとなっている思考回路を
肯定的な思考回路に変えることなのです。
私が自ら、自己否定、自己攻撃をしてきた中で、
経験して学んだことをお伝えします。
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2、自己否定をやめる方法
①失敗した時や恥ずかしいと思った時に
「やった!」といって次の建設的な行動に移る
失敗した時に、失敗した自分はだめなんだ、
なんて困った自分なんだろう、
という思い込みをお持ちの方は
その考えを直してみませんか。
失敗することによって、
自分にダメ出しをする代わりに
失敗は財産だと思って、
そこから何をどう変えれば、
次回につながるかを考え、
改善を繰り返すことで
よりよい方向が見えてきます。
また、何事も一回ですぐによくなるものではありません。
何回も何回も挑戦が必要なこともあります。
このちょっとずつ改善して変化していく
そのプロセスを楽しみましょう。
人と比較することはありません。
自分のペースで大丈夫です。
だめだ、と言って何もしないでいたら、
まただめだ、の繰り返しとなります。
②不快な感情を出す
「これは嫌だな」
「面倒くさかったな」
「あの人は苦手だ」
といった不快な気もちについてふたをしていませんか。
学校ではもしかしたら、そんなこと言ってはいけません、
と言われてきたかもしれません。
しかし感情は、なかったことにはできないものなのです。
感情を押し殺したままだと、自分の気もちもわからないし、
人の気もちもわからず、コミュニケーションがとりにくく、
「自分はがまんしているのよ、あなたもがまんしなさいよ」
ということになり、
思いやりをもつことができません。
とても苦しい状況になります。
どんな感情もあってよく、
その感情に気づくことです。
そしてつらいなあ、苦しいなあということに気づき、
自分をいたわってあげる、理解してあげる。
正直になることで、
これは苦しいな、じゃ、こっちの方法でやってみよう、
相談してみよう、今しばらくはとりあえずこれでやっておこう
という納得できるアイディアをもち、
次の建設的な行動につなげていくことができます。
③プロセスを楽しむ。
結果主義、成果主義でいると、とてもつらいです。
- 結果が出たときに自分の価値を感じる
- 結果が早く出ないと気が済まない。
- 結果が出ない時やちょっとのつまずきであきらめる。
- 正解を求める。それ以外は知ろうとしない。
- 努力をなるべくしたくない。
- 人には、生まれつきの才能がある、ないと思っている。
こういった結果主義の人は、過程主義に移行するといいです。
過程主義とは、過程を楽しみ、
自分の能力を高めることに価値を見出すことです。
- 正解だけでなく、本質を知ろうとする。
- 過程を楽しめる。
- できる人、できない人がいる、とは思っていない。
誰でも人は変わることができる、という考えをもっている。 - できないこと、と言ってあきらめず、できることをさがして粘り強くやりぬく。
- 一歩一歩確実に歩むことを楽しみ、その中でチャンスをつかみながら進んでいく。
この価値観の転換をはかることで、
様々なことに挑戦し、粘り強く取り組め、
自分自身への否定感も和らいでくるでしょう。
関連記事
自分に自信をつける方法 結果主義と過程主義の思考と取り入れ方
④ほめ日記を書く
あなたが当たり前にやれることは、
他の人にとっては難しいことなのです。
こんなことは誰でもできるのよ、
そう思っていらっしゃいませんか。
あなたが意思をもって活動をしたこと、
そこに意義があります。
その活動の積み重ねで人は、
少しずつ成果を出せるようになるのです。
ほめることはたくさんあります。
・おいしい料理を作れたね すごいね!
・お買い物に行ったね すごいね!
③に書いたように、結果以上に過程が大切なので、
・料理をつくってこんなことを工夫したね すごいね!
と細かくほめたり、ささいな気づきをほめたり
ほめ方も楽しみながらやっていただきたいです。
できなかったこと、うまくいかなかったこともほめます。
・今日はこれを計画していたけれど、できなかったね。
でも次回はやろうと計画できて、すばらしいね。
できなかったことやうまくやれなかったことこそ
ほめる必要があります。
ええ、そんなあ!と思われるかもしれません。
でもパーフェクトな人間はいないのです。
改善すればいいだけなのです。
毎回、責めていたのでは、
自己否定、自信喪失の癖がおさまりません。
ぜひ、試しにやってみてください。
⑤有効なアファーメーション
有効な自分へのメッセージを一つ決めてください。
それは自分への否定をやめられるものがいいです。
「がんばれ!」というのは避けてください。
自分が一番有効だと思う自分へのメッセージは、
「できた時もできなかった時も自分は最大の価値がある」
というメッセージです。
何かできないとだめ、と思われている方におすすめです!
⑥体の緊張をやめる
自分を攻撃する方は、体が硬くなっています。
思考を改善することも必要ですが、
体を固めているのをやめることによって、
攻撃的な思考もやめやすくなります。
体と心は一つですから。
ヨガ、気功、そのほか、ご自身に見合った
ゆっくりした動きをして、
体を楽にし、さらに攻撃している心も楽にさせてあげましょう。
3、少しずつ時間をかけて習慣化する
自分を変えよう!と言って
意気込んで一気に変えようとし、
大量行動しようとすると失敗します。
脳は、一度にたくさんの変化をすることを嫌います。
頑張るぞと決めて一気にやると、
途中で挫折してやめることとなり、
続かなくなった自分を責めることになります。
大切なことは、少しずつ積み重ねることです。
例えば、
一日数分でできることを月の目標にする。
ほめ日記を夜書くことを決めたら、
それを続けてみてください。
少し休んでしまうこともあってもオッケーです。
ストイックにやらないことです。
2か月目はまた、違う月目標を作ってください。
自分へのアファーメーションをする、
そう決めたら、
それをまたほめ日記に加えて続けてください。
自分の身になるまで
コツコツと時間をかけて取り組むことをおすすめします。
4、まとめ
自分自身、自己否定のかたまりであり、
6年前には、立っても座ってもいられない
そんなみじめな状況でした。
アレクサンダー・テクニークや
気功を取り入れ、
私自身、イライラして、自殺したいと思っていたのが
日に日に楽しくて、自分も人も大切にできて、
自分の一歩一歩の成長をかみしめられて、
また、身近な方へもそのメッセージを伝えられるようになりました。
私の場合、コミュニティに入り、
多くの仲間と一緒に成長し、やっていったことで、
とても強固な成長への道のりを歩いてこれたこともラッキーでした。
皆さんも自分にあったやり方を見つけて、
継続してみてください。
私は「あなたもできるよ」と言える自分をつくるために
頑張っています。
あなたにもそうなってほしいと思ってその体験を書いています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。